週末の夜、ひとりでゆっくり映画観る時間って、ちょっとした避難所ですよね。
仕事、会議、メール、謎の気遣い。
平日に削られたHP、ちゃんと回復しておきましょう。
今回は……、
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』
いやもう先に言います。
この映画、まともではありません。
でも、それがいい。
現実逃避って、こういうことでいいんです。
主演はニコラス・ケイジ。
そして監督は園子温。
ハリウッドと日本映画が正面衝突した結果、
とんでもない異世界が完成しました。
映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』あらすじ(ネタバレなし)
主人公は銀行強盗の“ヒーロー”。
演じるのはもちろんニコラス・ケイジ。
彼は犯罪者として捕まっていたんですが、
ある日、謎の支配者“ガバナー”から取引を持ちかけられます。
それは――
行方不明になった少女を救い出せ。
ただし失敗したらアウト。
なぜなら彼の身体には、
爆弾付きスーツが装着されているから。
首、腕、そして……男として最も守りたい場所まで。
この設定を聞いた時点で、もう普通の映画じゃない匂いしかしません。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が刺さる理由
① 『ニコラス ケイジ』が100%解放されている
この映画の最大の見どころ。
それはニコラス・ケイジです。
いや主演俳優なんだから当たり前だろ、って話なんですが……。
今回のケイジ兄貴、
完全にリミッター解除です。
怒鳴る。
叫ぶ。
走る。
キレる。
そして、どこか哀しい。
若い頃のスマートなヒーロー像ではなく、
傷だらけで不器用な男。
だからこそ妙に感情移入できるんですよね。
社会人になると、完璧な主人公より、
ボロボロでも頑張る人の方が沁みるんです。
② 少しネタバレ:これは“救出劇”というより贖罪の話
少しだけネタバレすると、
この映画は単純な救出アクションじゃありません。
ヒーローは過去に罪を抱えています。
そして旅を進めるほど、
彼が戦っている相手は敵だけじゃないことが見えてきます。
そう。
過去の自分です。
異世界アクションなのに、
どこか罪悪感や後悔の匂いが漂っている。
このアンバランスさが妙にクセになるんですよ。
③ 『キャスト』が妙に豪華でクセが強い
そして見逃せないのがキャスト陣。
ガバナー役のビル・モーズリーは、
もう登場した瞬間から危険な香り。
さらにソフィア・ブテラ、
ニック・カサヴェテスなど、かなり個性的。
日本勢も豪華です。
坂口拓、TAK∴、古藤ロレナらが参加。
それぞれが普通に演技する気ゼロ。
全員ちゃんと世界観に飲まれてます。
このカオス感、嫌いじゃない。
『撮影場所』にも注目したい
気になる撮影場所ですが、
実は日本国内で撮影されています。
とくに印象的なのが、
荒廃した世界と和風文化が混ざり合う独特の景色。
どこか終末世界なのに、
日本の田舎や昭和っぽさも漂う。
これが海外映画にはなかなか出せない空気なんですよね。
園子温監督らしい、
“夢なのか悪夢なのか分からない日本”が完成しています。
万人向け?……正直に言います
答えはNOです。
この映画、好き嫌いはかなり分かれます。
ストーリーが綺麗に整理されてる映画が好きな人には、
「なんだこれ?」になる可能性あり。
でも――
最近、映画に慣れすぎて刺激が足りない人。
そんな人には刺さります。
予測不能。
意味不明。
なのに目が離せない。
これ、ちょっと人生にも似てません?
仕事の予定表は管理できても、人生の脚本までは管理できない。
だからこそ、たまにはカオスに身を預ける夜があってもいいんです。
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まとめ
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は、
綺麗に整理された映画ではありません。
でも、だからこそ面白い。
ニコラス・ケイジの狂気。
豪華キャスト。
日本ならではの撮影場所が生む異世界感。
この全部が混ざった結果、
“唯一無二”になっています。
社会人的にまとめると……、
・爆発しそうな案件ほど冷静に!
・意味不明な上司がいても、とりあえず状況確認!
・人生は時々ニコラス・ケイジくらい振り切った方が前に進む!
……新卒研修の資料にちゃんと載せておきましょう。
でも、疲れた頭にはこういう映画が効く夜もある。
「普通」にちょっと飽きてきた社会人へ。
今夜はぜひ、ゴーストランドへどうぞ。
では、また!


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