貧富の格差が生む近未来の地獄!SF映画『エリジウム』を超簡単に解説【感想・レビュー】Part.045

2025/05/09

SF アクション

t f B! P L
Elysium

作品情報

  • 公開年:2013年
  • 監督:ニール・ブロムカンプ
  • キャスト:
    マット・デイモン(マックス)
    ジョディ・フォスター(デラコート長官)
    シャールト・コプリー(クルーガー)
    アリシー・ブラガ(フレイ)
  • 上映時間:109分


あらすじ(※ネタバレなし)

舞台は2154年。地球は過密と貧困に苦しみ、富裕層は地球を離れ、人工衛星エリジウムに暮らしている。そこでは病気も老化も存在せず、人々は完璧な環境で生活していた。
一方、地球に取り残された人々は劣悪な環境で日々を耐え凌いでいた。元犯罪者のマックスは、ある事故で致命的な被曝を受け、命を救うためにはエリジウムへ行くしか道がない。
不可能に思える侵入を果たすため、彼は強化外骨格「エクソスーツ」を装着し、自身と人類の未来を賭けたミッションに挑む。

映画『エリジウム』感想|ここがスゴイ!見どころ3選

① リアルすぎる「ディストピア」の描写

地球のスラム街とエリジウムのユートピア的空間との対比が圧巻。CGだけに頼らないロケ撮影やディテールが、観客に強烈なリアリティを突きつけます。見ていて思わず「これは本当に近未来の地球かも」と思わせる説得力があります。

② アクション×社会風刺の絶妙な融合

派手な戦闘シーンやSFガジェットの魅力だけでなく、「格差」「排他主義」「医療問題」といった現代社会の問題を巧みに取り込んでいます。単なる娯楽では終わらせない、深いテーマ性が『エリジウム』の魅力のひとつです。

③ 圧巻の演技と強烈な悪役

主演のマット・デイモンは筋肉バキバキの元犯罪者マックス役を好演。さらに注目すべきはシャールト・コプリー演じる敵役クルーガーの狂気じみた存在感。全編通して緊張感が途切れません。

こんな人におすすめ!

  • 社会問題をテーマにした骨太なSFが好き
  • 『第9地区』や『ブレードランナー』のような世界観に惹かれる
  • アクションもメッセージ性も両立した映画を観たい
  • ビジュアル・演出・演技の三拍子そろった映画が好み
  • ディストピアやサイバーパンク系の物語が好き

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映画『エリジウム』まとめ

『エリジウム』は、視覚的な迫力、緊張感あふれるアクション、そして現代社会への鋭い問いかけを兼ね備えた、完成度の高いSF映画です。エンタメ性と社会性を両立した作品を探している方には、間違いなくおすすめの一本。
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では、また!

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映画、音楽、ゲーム、マンガ、あとはたまにガンプラ、そしてやっぱり猫が好き(犬も好き)。好きなものだらけのインドア派。

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