作品情報
- 公開年:2008年
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
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キャスト:
ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン)
ケイト・ブランシェット(デイジー)
タラジ・P・ヘンソン(クイニー)
ジュリア・オーモンド(キャロライン) - 上映時間:166分
あらすじ(※ネタバレなし)
第一次世界大戦の終戦とともに生まれたベンジャミン・バトンは、信じがたい運命を背負っていた──彼は80歳の姿で生まれ、時とともに若返っていくという、常識ではありえない人生を歩むことになる。
ベンジャミンは年老いた身体のまま幼少期を過ごし、やがて肉体が若返る中で、さまざまな人との出会いと別れを経験していく。そんな中、幼なじみのデイジーとの再会が、彼の人生に大きな意味をもたらす。しかし、ふたりの時間は、決して永遠には続かない──。
映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』感想|想像してみよう3選
① 生まれたときから老いているとは?
80歳の老人の姿で生まれ、年を重ねるごとに若返っていくってどういうことなのか?――そんな人生を想像してみてください。
例えばあなたが10歳の時、彼は70歳。30歳だと50歳。40歳だと彼も40歳。
あくまでも見た目だけの話ですが、ここにきて初めて同じ年になりました。続いて、50歳だと彼は30歳。そんなイメージでついに逆転してしまいました。
周囲との見た目の違いや体格の差=歳を重ねるごとに体力も出てくるって事だよね。友人関係や恋愛のタイミング…。
自分だけが「逆方向」に生きていると想像したら、どうでしょうか……。
そもそも「老いること」「若さ」とは何なのかと考えてしまいそうです。
② 時間が逆に進んだら、人間関係はどうなる?
先ほど説明したように時間が逆に進むと考えると、人生に登場する人たちとの関係性に、どんな影響を与えてしまうのでしょうか。両親、恋人、友人、子どもなど。
ある瞬間だけ“同じ年齢になれる”タイミングに遭遇できる人もいるかもしれませんが、一度築いた愛情や友情、絆は、どうなってしまうのでしょうか……。
③ 彼にとっての時間とは?
何もしていなくても勝手に過ぎていく“時間”。現代人にとっては、時間ってどうしても良いイメージがあまり沸かないですよね。
納期や遅刻→時間に追われる。仕事、学校に行くこと→時間に縛られる……(汗)。
彼の時間軸は、周囲とは逆方向に進みます。彼にとって“時間”とはどんな意味を持っていたのでしょうか。
こんな人におすすめ!
- 感動できるヒューマンドラマが好きな人
- 時間や運命をテーマにした作品に惹かれる人
- デヴィッド・フィンチャー作品が好きな人
- 美しくて切ないラブストーリーを探している人
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映画『ベンジャミン・バトン』まとめ
映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、“限られた時間の中でどう生きるか”というテーマを通じて、
ベンジャミンの“逆行してしまう”という特性は、時間を戻せるということでは無く、
時間はみんなにとって平等に存在するもので、その一瞬一瞬が大切で儚いという事を感じました。
時は金なりと言ったところでしょうか。(←急にチープになったな!)
あと、このブログを書いていて思った事としては、特に今は、見た目や年齢、性別、障害、文化的背景など、
多様性が重視されている時代で、外見で人を判断してはいけないという価値観が広まりつつあります。
少し古い作品ですが、現代的な内容をテーマにしているとも思いますので、この機会にぜひ観てみてほしい。
過ぎ去る時間の中で、忙しい現代人の我々は何を大切にすべきなのか、ぜひAmazonプライムビデオでじっくりと堪能してみてください。
では、また!
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