週末の夜、ひとりでゆっくり映画観る時間って、ちょっとしたご褒美ですよね。
仕事で削られたメンタル、週末に少し回復しておきましょう。
今回は……、
『グリーンブック』
派手な爆発もありません。
世界を救うヒーローも出てきません。
でもね。
観終わったあと、不思議なくらい心が軽くなる映画なんです。
車で旅をしながら、
性格も育ちも価値観も真逆な二人が少しずつ変わっていく。
これがまた……
社会人にめちゃくちゃ刺さるんですよ。
『グリーンブック』とは?(ネタバレなし)
まず、「グリーンブック」ってなんなのって話なんですが、
実際にアメリカに存在した旅行ガイドの名前なんです。
1960年代、人種差別が色濃く残っていたアメリカ南部。
黒人が安全に利用できるホテルやレストランをまとめた案内本――それがグリーンブック。
つまりタイトルからして、
もう時代背景とテーマを背負ってる映画なんですね。
主人公は二人。
一人は、ガサツだけど人情派の用心棒トニー。
もう一人は、天才ピアニストのドクター・シャーリー。
黒人音楽家であるシャーリーは、
南部ツアーへ向かうため運転手兼ボディガードとしてトニーを雇います。
こうして始まる、
“凸凹コンビのロードムービー”。
ただしこの旅、
景色だけは綺麗ですが、空気はなかなかヘビーです。
『グリーンブック』は実話?
はい、これ実話です。
ここ、結構ポイント。
「映画だから盛ってるんでしょ?」と思いきや、
実際に存在した二人の交流がベースになっています。
時代は1962年。
アメリカ南部では、人種によって入れる店も、泊まれるホテルも違う時代。
シャーリーはステージで拍手喝采を浴びる一方、
演奏後には差別を受ける。
この矛盾が、かなり苦しい。
でも映画は説教臭くないんです。
あくまで二人の旅を通して、
「人はどうやって相手を理解していくのか」を描いていく。
そこがこの作品のうまいところ。
なぜ『グリーンブック』は大人に刺さるのか
① これは“友情映画”という名の会話術講座
トニーとシャーリー、
最初は全然合いません。
トニーは雑。
シャーリーは超上品。
食べ物の好みも、言葉遣いも、価値観も真逆。
でも面白いのが、
二人とも「相手を変えよう」とはしてないんです。
ケンカしながら、理解していく。
これ、職場でもありません?
「この人ほんと合わねぇな……」ってやつ。
でも案外、話してみると印象変わる。
人間って面倒だけど、ちょっと面白い。
② 少しネタバレ:本当に孤独だったのは誰か
ここ少しネタバレ。
トニーは陽気で家族思い。
一方シャーリーは成功者で知的。
でも孤独だったのは――
実はシャーリーの方なんです。
黒人社会にも完全には馴染めず、
白人社会にも受け入れられない。
有名なのに、居場所がない。
この切なさが刺さるんですよ。
だから終盤、
ある“クリスマスの選択”が効く。
あのシーン、派手じゃないのに泣けるんです。
③ 『最強のふたり』好きならかなり危険です(褒めてる)
もしあなたが『最強のふたり』好きなら……
かなり高確率でハマります。
あちらも、立場も性格も違う二人が、
少しずつ距離を縮める物語でした。
『グリーンブック』も近い空気があります。
ただし、もっと渋い。
おしゃれで、ユーモアがあって、
でも芯にはちゃんと社会のリアルがある。
まるで“大人版のバディ映画”。
笑えるのに、ちゃんと残る。
これが名作の条件なんですよね。
重たい映画? 気軽に観れる?
答えはYES。
テーマだけ聞くと重そうなんですが、
驚くほど観やすいです。
会話が面白い。
テンポがいい。
そして、ご飯がうまそう。
特にフライドチキンのシーン。
あれ観ると、夜中なのに冷蔵庫へ向かう危険があります。
ご了承ください。
このまま寝るより、
1本観た方が心が整う夜もある。
『グリーンブック』は、
そんな映画です。
※約130分で観終わります
まとめ
『グリーンブック』は、
ただの感動映画じゃありません。
人付き合いって面倒だし、
仕事でも「この人苦手だな……」ってあります。
でも、相手を決めつける前に少しだけ話してみる。
その大事さを教えてくれる映画です。
社会人的に言うと……
・肩書きだけで人を判断するな!
・雑談は案外、最強のコミュニケーション!
・出張にはGoogleマップだけじゃなく心のグリーンブックも持て!
名言出た。3つ目。これ重要ね。
(保証はしません)
仕事に疲れた夜。
少しだけ、人に優しくなりたい夜。
そして、とても元気が出る映画となっています。
そんなあなたにおすすめの一本です。
では、また!


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