作品情報
- 公開年：2023年
- 監督：山崎貴
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キャスト：
神木隆之介（敷島浩一）
浜辺美波（大石典子）
山田裕貴（秋津淸治）
青木崇高（橘宗作）
吉岡秀隆（野田健治） - 上映時間：125分
あらすじ（※ネタバレなし）
終戦直後の日本。焦土と化した国に、人々は懸命に生きようとしていた。だがそんな希望の芽を踏みにじるかのように、“それ”は現れる――ゴジラ。
極限状態のなかで戦争を生き延びた元特攻兵・敷島浩一は、再び大きな破壊の渦に巻き込まれていく。軍の力を失った日本で、誰が、どうやってこの災厄に立ち向かうのか？「生きて償う」という言葉が胸を打つ、新たなゴジラの物語が幕を開ける。
敗戦直後、これから復興していこうとしている最中にゴジラが現れてしまうという、完全に"オワタ"状態――。こんな絶望的な状況の中、日本人は、どうゴジラと対峙し、どう生き延びるのか…。君たちはどう生きるか！（←違う映画になってるじゃん！）
映画『ゴジラ-1.0』感想｜ここがスゴイ！見どころ3選
① 「逃げたこと」が彼の原点──ゴジラとの遭遇
敷島（神木隆之介）は戦時中、特攻に向かう直前に零戦が故障したと偽り、大戸島の守備隊基地に逃げ込みます。まず最初に特攻から逃げてしまいます。特攻を免れた大戸島で島の伝説として語り継がれていた「呉爾羅（ゴジラ）」と遭遇します。そこでも敷島は未知なる恐怖に何もする事が出来ずに逃げてしまいました。
彼は単純に生きるために逃げることを選択しました。しかし、その選択は間違いでは無かったはずなのに、彼に深い罪悪感と後悔を残すことになります。逃げたことによって生まれてしまったこの後悔が彼の原点となり、物語は進んでいきます。
② 「もう一度立ち向かう」と決意する
ある程度想像ができると思いますが、そんなビビりで逃げてばかりの敷島が、ゴジラに立ち向かおうと決意するんです！
敷島がどう選択し、どう成長していくのかを見守るのもこの作品の面白いポイントなんですが、ひょんなことがきっかけで一緒に暮らすことになった、大石典子（浜辺美波）と明子、彼女たちの存在も忘れてはいけません！彼女たちがいるおかげで、敷島の行動や心境の変化が徐々に現れてきます。
まぁぶっちゃけ家族ごっこなんてしてないで、自分だったらすぐに結婚するレベルです（笑）
③ ゴジラは“怪獣”なのか
本作のゴジラは、もはや怪獣ではなく、神話の神罰、あるいは自然災害のようなある種特別な存在として描かれています。 目的は何なのか、何を考えているのか、その行動が全く予想出来ない不条理なところが不気味だし、 あんな何十メートルの巨大な生物が暴れ回っていたら、と考えると恐怖でしか無いよね……。
そんな絶望的な状況の中でも諦めないで、人間たちは一人一人知恵を振り絞り団結し、希望を見出し、絶対的な存在のゴジラに立ち向かおうとします。
こんな人におすすめ！
- ゴジラシリーズの原点に立ち返った作品を観たい
- リアルで重厚な怪獣映画を探している
- 日本映画のVFXや特撮の進化を体感したい
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映画『ゴジラ-1.0』まとめ
『ゴジラ-1.0』は、初代ゴジラを現代に蘇らせたような一本で、また違った解釈で新しいゴジラを描いています。ゴジラシリーズを観たことが無い人でも安心して観られる作品となっています。怪獣映画ファンだけでなく、幅広い層におすすめできる名作です！
また単なる怪獣映画ではなくて、生きることの大切さも描かれていると思いました。
時には逃げても良いし、誰かに相談しても良い、誰かに頼っても良い、そんなメッセージが敷島を通して込められていると思います。
何かと生きづらさがある現代、この映画を通してそんな人が少しでも希望を見出してくれれば良いなと陰ながらに思いました。
では、また！
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