作品情報
- 公開年：2014年
- 監督：デイミアン・チャゼル
- キャスト：
マイルズ・テラー（アンドリュー・ニーマン）
J・K・シモンズ（テレンス・フレッチャー）
ポール・ライザー（ジム・ニーマン）
メリッサ・ブノワ（ニコル） - 上映時間：107分
あらすじ（※ネタバレなし）
ジャズドラマーを志す青年アンドリューは、名門音楽学校で指導する伝説的な教師・フレッチャーのバンドに抜擢される。しかしそこには、才能を伸ばすためなら一切の妥協を許さない、狂気すら感じさせる過酷なレッスンが待っていた。
フレッチャーの罵声、無理難題、人格を揺さぶるような要求の数々。それでも頂点を目指して努力を続けるアンドリュー。
二人の衝突は、やがて想像を絶するクライマックスへと突き進んでいく――。
映画『セッション』ここがスゴイ！見どころ3選
① 緊張感MAX！まるで心理スリラーのような音楽映画
音楽映画と思って気軽に観ると、良い意味で裏切られます。まるで戦場のような練習室で繰り広げられる“師弟バトル”は、まさに心理スリラー。フレッチャーの一言一言に張り詰めた空気が生まれ、観ているこちらの鼓動まで速くなる緊張感です。
② J・K・シモンズの鬼気迫る演技
フレッチャーを演じるJ・K・シモンズの演技は圧巻の一言。言葉だけで人を追い詰める恐ろしさと、芸術に対する信念が同居したキャラクターを見事に体現し、本作でアカデミー助演男優賞を受賞しました。彼が登場するだけで、場面全体が引き締まるような存在感です。
③ 極限のドラマと感動のラスト9分
映画のラスト9分は、まさに映画史に残る名シーン。怒涛のドラムソロ、視線と音で語られる無言の駆け引き、そして“完成”に至るまでの物語は、息を呑む展開で観る者の心を震わせます。エンタメとしての完成度も、芸術性も非常に高い一作です。
こんな人におすすめ！
- 音楽やジャズが好き
- 熱い師弟関係にグッとくる
- 努力と才能、情熱のぶつかり合いが見たい
- 心理的な緊張感がある映画が好き
- 感動できる映画を探している
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映画『セッション』まとめ
『セッション』は、音楽映画でありながら、心理スリラー、ヒューマンドラマの側面も併せ持つ傑作です。
才能と狂気、努力と信念のせめぎ合いが、観る者の心に強烈な印象を残します。
「ただの青春映画でしょ？」と思って観ると、その熱量と迫力に圧倒されること間違いなし！
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では、また！
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