週末の夜、映画を観たい。
でも、名作とか感動作とか、そういう気分じゃない。
「もう今日は何も考えず、変な映画を観て笑いたい」
そんな夜ってありませんか?
今回紹介するのは、そんな気分にかなり刺さる一本。
『サイコ・ゴアマン』です。
これはもう、説明するより観てもらったほうが早い(笑)。
銀河を恐怖に陥れた残虐宇宙人が、8歳の少女にこき使われます。
しかも、かなりグロい。
なのに、なぜか笑ってしまう。
「なんだこの映画(笑)」と言いながら観ているうちに、
気づけば95分が終わっています。
B級映画でおすすめ作品を探しているなら、かなり有力な一本です。
『サイコ・ゴアマン』はどんな映画?
『サイコ・ゴアマン』は、2020年製作のカナダ映画。
監督・脚本はスティーヴン・コスタンスキです。
ジャンルとしてはSF、ホラー、コメディ。
ただ、この3つだけでは作品の変さを説明しきれません。
怖い怪物が出てきて、血も出る。
なのに、物語の中心にいるのは妙に生意気な少女です。
さらに、銀河規模の危機が迫っているのに、
少女は宇宙最強クラスの怪物を完全に遊び道具扱い。
この時点でもう、普通のSF映画ではありません。
『サイコ・ゴアマン』あらすじ|宇宙最凶の怪物が少女のペットになる
主人公は8歳の少女ミミと、兄のルーク。
ある日、2人は庭で遊んでいる最中に地下から何かを掘り当てます。
それは、太古から地中に封印されていた残虐宇宙人。
銀河中から恐れられるほど危険な存在でした。
普通なら「宇宙の終わりだ!」となるところ。
ところが、ミミが謎の宝石を手にしたことで状況が変わります。
その宝石を持つミミには、残虐宇宙人が逆らえません。
つまり、宇宙最凶クラスの怪物が少女の言いなりになるわけです。
そしてミミは、その怪物に「サイコ・ゴアマン」と名前を付けます。
銀河を支配しようとしていたような怪物なのに、
ミミからすれば、ちょうどいい遊び相手。
この関係性が、本作最大の面白さです。
さらにサイコ・ゴアマンの復活を察知した宇宙側では、
彼を抹殺するための刺客まで地球へ送り込まれます。
地球の命運をかけた戦いなのに、
画面の中心にいるのは、サイコ・ゴアマンとミミ。
宇宙規模の話なのに、やっていることは妙に庶民的。
このズレが、とにかく笑えます。
なぜ『サイコ・ゴアマン』はB級映画好きに刺さるのか
① 「何だこれ?」が最後まで続く
『サイコ・ゴアマン』の最大の魅力は、
先の展開が読めないことです。
「次はこうなるだろう」と思って観ていると、
予想の少し斜め上を普通の顔で通過していきます。
大作映画なら絶対に会議で止まりそうなアイデアも、
「面白いからやっちゃおう」で突っ走っている感じ。
これがB級映画の気持ちいいところなんですよね。
完璧に整えられた作品ではなく、
「その発想を本当に映画にしたのかよ!」
という驚きがあります。
② 洋画のグロい描写が好きなら、かなり強い
『サイコ・ゴアマン』は、見た目のインパクトもかなり強烈です。
怪物のデザインからして普通ではありません。
肉体が壊れたり、血が飛び散ったりする描写も登場します。
なので、洋画のグロい表現が好きな人には相性がいい作品です。
ただし、グロさだけで押してくる映画ではありません。
むしろ「そこまでやる?」という笑いにつながっています。
グロい映画を洋画から探しているけれど、
暗くて重たいホラーはちょっと違う。
そんな人には、かなり面白い選択肢です。
③ 「エグいのに笑える」という反則技
普通なら、残酷なシーンは観ていて気分が重くなります。
ところが本作は、エグい場面の直後に、
「いや、なんでそうなるんだよ(笑)」とツッコミたくなる。
この温度差がクセになります。
エグい映画を洋画で観たいけど、怖さだけでは物足りない。
そんな人には、この映画の方向性がかなり合います。
『サイコ・ゴアマン』は「ツッコミどころ満載映画」の代表格
個人的に、この映画をおすすめしたい理由はここです。
ツッコミどころが多すぎる。
ただし、悪い意味ではありません。
むしろ「ツッコミながら観る」のが正しい楽しみ方です。
「いやいや、そんな設定ある?」
「なんでその展開になった?」
そんなことを家でひとり言いながら観てもいい。
むしろ、ひとり映画との相性が抜群です。
大作映画を観るときのように、
一秒も見逃さないぞと構える必要もありません。
ポテトでも食べながら、
「また変なの出てきたな」と笑っていればOK。
映画に疲れている夜に、映画で疲れない。
これ、地味に大事です。
少しネタバレ|ミミとサイコ・ゴアマンの関係が面白すぎる
ここからは映画の重要な展開に触れます。
まだ観ていない人は、先に本編を観るのがおすすめです。
ネタバレを表示する
サイコ・ゴアマンは、もともと銀河を恐怖に陥れてきた存在。
人間から見れば、絶対に関わってはいけない怪物です。
ところがミミが持っている宝石によって、
サイコ・ゴアマンはミミに逆らえなくなります。
ミミはそんなサイコ・ゴアマンを恐れるどころか、
自分の言うことを聞く存在として扱います。
宇宙最強クラスの怪物が、
8歳の少女に振り回されるわけです。
しかもミミは、普通の「いい子」ではありません。
わがままで、かなり強烈な性格をしています。
サイコ・ゴアマンが怒り狂っていても、
ミミはあまり気にしません。
「お前、宇宙を滅ぼせるんじゃないの?」
と言いたくなるような立場の逆転が起こります。
後半になると、サイコ・ゴアマンを巡って、
銀河側の怪人たちまで地球へやってきます。
ここまで話が大きくなっているのに、
ミミとサイコ・ゴアマンの関係は妙に個人的。
この「銀河規模の戦い」と「少女のわがまま」の落差が、
本作をただのグロ映画にしていません。
怖いのに笑える!『サイコ・ゴアマン』は異色のホラーコメディ
結論から言うと、かなりアリです。
ただし、怖くて眠れなくなるようなホラーを期待すると違います。
本作は、ホラーの見た目を使いながら、
かなり豪快に笑わせてくるタイプ。
「グロい」「怖い」「笑える」が同居しています。
「怖い映画を観たい」というより、
「なんだこれ(笑)」と言いながら楽しみたい夜。
そんな気分に、サイコ・ゴアマンはかなりハマります。
『サイコ・ゴアマン』はこんな人におすすめ
- 王道映画を観すぎて、変な映画を探している人
- B級映画おすすめ作品を探している人
- 洋画のグロい描写が好きな人
- グロい映画でも笑える作品なら観られる人
- ツッコミどころ満載の映画が好きな人
- 重たい映画ではなく、気楽に観られる作品を探している人
- 週末の夜に暇つぶし映画を1本観たい人
逆に、リアルで重厚なドラマや、
静かに恐怖を積み上げるホラーを求めている人には向きません。
この映画に必要なのは、細かいことを気にしない精神です。
「今日は映画で頭を使いたくない」
そんな日にこそ、ちょうどいい。
『サイコ・ゴアマン』は暇つぶしで観る映画としても優秀
本作の上映時間は約95分。
映画としてはかなりコンパクトです。
「映画を観たいけど、2時間半は長いな……」
という夜にも向いています。
仕事から帰って、飯を食べて、風呂に入って。
そこから映画を1本観るなら、95分はちょうどいい。
ストーリーも難しくありません。
「少女が怪物を従わせる」という軸が最初からハッキリしています。
だから、疲れている状態でも入りやすい。
暇つぶし映画を探している人にも、かなり使いやすい一本です。
『サイコ・ゴアマン』はPrime Videoで観られる?
『サイコ・ゴアマン』は、AmazonのPrime Video上で作品ページが確認できます。
字幕版が掲載されているので、現在の配信条件は下のリンクから確認してください。
配信作品は入れ替わることがあるので、
「サイコゴアマン 配信」で検索するより、Prime
Videoの作品ページを直接確認するのが確実です。
※上映時間は約95分です
まとめ|疲れた夜こそ「何だこれ(笑)」と言える映画を
『サイコ・ゴアマン』は、万人向けの映画ではありません。
でも、だからこそ面白い。
宇宙を滅ぼせそうな残虐宇宙人が、
8歳の少女に振り回される。
銀河規模の危機が迫っているのに、
ミミとサイコ・ゴアマンのやり取りは妙に日常的。
そこへグロい描写と怪人たちが加わって、
最終的には「なんだったんだ、この映画(笑)」となります。
でも、仕事でも人間関係でも、
毎日ちゃんとしようとすると疲れるんですよね。
だから、たまには意味不明なくらい振り切った映画を観てもいい。
ミミを見ていると、
「周りが深刻でも、自分まで深刻になる必要はない」
と少し思えてきます。
もちろん、仕事で同じことをやったら怒られます。
上司「なんでこの資料、こんなことになってるの?」
自分「サイコ・ゴアマンです」
……たぶん、翌日から席がなくなります(笑)。
でも映画くらいは、それでいい。
「今日はもう何も考えたくない」
「普通の映画じゃ物足りない」
「グロいけど笑える映画が観たい」
そんな夜なら、『サイコ・ゴアマン』を選んでみてください。
95分後には、たぶんこう言ってます。
「……なんだこれ(笑)」
そして、それが最高なんです。
では、また!
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